バガイティーの特徴 紅茶の効用 おいしい入れ方 生産地 ギフトショップ 紅茶ショップ
◆紅茶の採取・生産時期  ◆紅茶の賞味期限  ◆紅茶の生産地  ◆紅茶のブレンドとフレーパーティーについて
  
◆紅茶の飲み方  ◆オレンジペコー(T.G.F.O.P)とブロークンオレンジペコー(T.G.F.B.O.P)

印度とスリランカでは、ほぼ通年で紅茶が採取・生産されています。しかし、紅茶が最もおいしいとされる時期は
下記の時期に限定されます。
●北インド
ダージリン S.F.T.G.F.O.P 1 ファーストフラッシュ 4月〜5月
ダージリン S.F.T.G.F.O.P 1 セカンドフラッシュ  5月〜6月
アッサム  T.G.F.O.P セカンドフラッシュ  4月〜7月
●南インド
ハイレンジ T.G.F.O.P ファーストフラッシュ 1月〜3月
ニルギリ  B.O.P(ペコー) ファーストフラッシュ 1月〜3月
セイロン  BO.P(ペコー) ファーストフラッシュ 1月〜3月
南インドではファーストフラッシュとセカンドフラッシュ共に別の個性を主張します。当社の紅茶はこの最も適した時期を
空輸で短期間で仕入れております。毎年、その年の新茶を皆様のお手元へお届けいたします。

●ダージリン
@ファーストフラッシュ
ダージリンファーストフラッシュは、取れる量が限定され希少価値があるため、あまり市場(market)には出回りません。
味は、上品で軽く香りが深いのでストレートティーには最適でしょう。
Aセカンドフラッシュ
ダージリンセカンドフラッシュは、高級品として市場(market)でも、もてはやされています。ファーストフラッシュより個性
が強く、味も香りも色もきつめです。只、ミルクティーはこの個性が最適で、ヨーロッパやイギリスでは欠かせないものと
なっています。
紅茶の賞味期限は約3年と言われています。しかし、日本に通常入ってくるお茶は、店頭に並ぶまで生産されてから
すでに1〜2年経っていることが多いのです。
(インド−(船便)→欧州、英国ブレンドされ個詰包装−(船便)→日本)
ですから、その場合一年くらいで消費された方が無難でしょう。当社は、生産より1〜2ヶ月で皆様のお手元へお届け
いたします。(空輸の為)その為、3年間以上はおいしく頂けます。

@紅茶の主な生産地は下記の通りとなっております。
生産地 種類
インド ダージリン  ニルギリ
アッサム   ハイレンジ
 
セイロン ヌワラエリア  ウバ  ディンブラ

Aエステート(Estate)栽培園
各々の地域でその年により、最もポピュラーな、またはおいしい栽培園は変わります。今年、A栽培園が美味しくとも
来年も同じとは限りません。只、高度の高い所にある栽培園はgrade(グレード)の高いものを産出しやすいようです。
というわけで、当社では、毎年複数のTea Taster(ティーテェィスター)と、当社の責任者で味見を繰り返してから
オークションでお茶を落札しています。

生産地紹介・・・・・こちらで詳しく紹介してます。

●紅茶ブレンド
当社では、基本的に紅茶のブレンドは行っておりません。通常大きな紅茶販売店では、値段の高い紅茶と値段の
安い紅茶、グレードの高いものとグレードの低いもの又は、色の出るもの、味の出るもの、香りの強いもの等を
売りやすいようにBlend(ブレンド)しています。中には、人工着色料や人工色素、人工香料等の入ったものもありま
すが、当社の紅茶はそのようなことは一切しておりません。紅茶には生産地、採取時期等により、各々の個性や
特徴がございますので、その時やその場の気分などに合わせて楽しんでいただけたら幸いです。
ご自分でお好みに合わせてBlendなさるのは自由です。貴方自身のoriginal(オリジナル)のTeaを作ってみては
いかがでしょう。
●フレーバーティー
ミントティー、シナモンティー、アップルティー等通常の紅茶に他のフレーバー(香り等)加えたものを言います。
フレーバーティーは、ハーブティーと異なり必ず紅茶が基本(Base)になります。
元々は、紅茶を乾燥させたミント、シナモン、アップル等を加えたものでした。最近では、そのエッセンス
(人工のものを含む)のみを加えたものも出回っています。気分に合わせて楽しんだり、紅茶をBaseにご自身でも
お庭のハーブ等で作ってみてはいかがでしょう。
抽出時間と量
A 紅茶の浸出時間
  その紅茶の種類と飲み方によって変わります。例えば、オレンジペコタイプはブロークンタイプより長く置かないと
  いけません。C.T.Cタイプは鍋で煮たりもします。また、ストレートで飲む時は、時間を短く香りを楽しむのが一番
  でしょう。ミルクティーの時はゆっくりと味に深みをつけます。
  また、ダージリンティーは長く置くとにがみや渋みがでますし、セイロンティーはすぐに色がでます。
  どちらもご自身のお好みで色々試してみるのが一番でしょう。

B 紅茶の葉の量
  飲み方とお好みによって変わります。欧州や英国方面では主に、ミルクティーでいただきます。その為に
  ストレートティーを飲みがちな日本の場合より葉の量は多めになります。
  よくOne for you,One for me,One for pot(あなたに一杯、私に一杯、ポットに一杯)というのは、どちらかというと
  ミルクティー用の感じで浸出時間も3〜5分と言うのはミルクティー向きでしょう。

C ミルクティー、レモンティー
  ミルクティーは主に欧州、英国などで飲まれている飲み方です。欧州や英国の水は硬水が多く、ストレートティー
  では飲みにくいのです。(日本の水は軟水です)からダージリン等が味も香りも強く好まれやすいのです。
  レモンティーは、主に米国で飲まれていました。ボストンティ−パーティーの後、grade(グレード)の高い紅茶を
  手に入れる事が難しくなったとき、オレンジやレモンを加えて楽しんだのが発端とも言われています。レモンや
  オレンジを加えると、色も味も薄くなりフレーバーは紅茶よりレモンやオレンジの香りの方が強くなる事も多い
  ようです。(ただし、貧血気味の方はレモンティーがお勧めです。)

  色々な紅茶の美味しい入れ方・・・・・詳しくはこちらから。

●オレンジペコ(O.P)
オレンジペコとは、紅茶の葉の形状の事を言います。当社で扱っているO.Pとは、Tippy(ティピイ)芽のGolden
(ゴールデン)金色のFlowery(フラワリー)花のOrange(オレンジ)Pekoe(ペコー)の省略で、花の香りのする
金色の芽の入ったオレンジペコのことで、長い美しい葉の揃った紅茶の超最高級品です。
O.Pは、ストレートでお召し上がりになるのが最適でしょう。

●ブロークンオレンジペコ(B.O.P)
ブロークンオレンジペコとは、上記O.P(オレンジペコ紅茶)を切断して作られたもので、多少強めにでる紅茶です。
味、香り、色など全てが強めになりますので、ミルクやレモンを入れて楽しむのに最適です。尚、切断している為
葉の形状はやや小ぶりになります。