ブッダの足跡を訪ねる旅
インドとネパール、案内者シャントム・セトゥと行く巡礼の旅

一歩一歩の歩みと一息一息の呼吸と共に、生きたブッダが現前します。
シャントムのバランスのとれた知識、洞察およびユーモアで、彼とともにブッダの足跡を旅する人々に喜びがわいてきます。
ティック・ナト・ハン、 禅の師匠




ブッダの教えに帰依する人々に深い感動をあたえる四つの聖跡があります。それらは、シッダールタ生誕の場所、悟りをひらかれた場所、初めての転法輪(説法)の場所、および入滅涅槃の場所です。これらの場所は、僧、尼僧、帰依する在家の人々が訪問すべき場所です。

日本の連絡先 ( 日本語&English )
Arun .K.Bagai  ヴァガーイ アルーン
Fax:0138−47−6375
email: evergreen@cap.ocn.ne.jp
インドの連絡先 (English only)
Bina Aranha  ビナ アランハ
309-B,Sector 15-A,Noida-201301,India
Tel:91-120-2512162、2511632
Fax:91-120-2511633
email: info@buddhapath.com
リンク先:www.buddhapath.com


親愛なるみなさま

1988年にベトナムの禅匠ティック・ナト・ハン(Thich Nhat Hanh)師のために巡礼ツアーを企画して以来、私は毎年のように年2回程、ブッダの生涯縁りの地を巡るツアーを主催してきています。小規模ではありましたが、これまでに参加された方々の年齢は18歳から81歳までと幅広く、仏教徒の方、そうでない方、いずれも案内させていただきました。

このツアーでは、観光の旅行者があまり訪れることのない土地を実地に歩きますので、インド庶民の生活とその巧みな生き方とを垣間見る貴重な機会ともなりましょう。2500年前のブッダの時代とあまり変わらぬ田園や村落も訪れます。さらに学校訪問、マンゴ園のピクニック、ガンジス川のボート遊覧、絹織物店の訪問等もあります。

通常のツアーよりもゆったりとしたペースで旅をする理由は、それが心に満ちた旅になるからであり、話し合ったり、自分たちの時間がもてるからです。ブッダ縁りの聖地では、ブッダの教えや生涯の物語りを、折に触れてさせていただきます。

毎回の巡礼を私は楽しんでいます。ありがたいことに、今まで参加された皆さんから、このツアーが大変価値あるものであり、感動的であるとの賞賛を頂いております。ブッダの足跡を巡るこの巡礼のツアーへ、ぜひとも皆様に参加していただきたいと思います。

シャントゥム セット

シャントゥム セット氏はベトナムのティック・ナト・ハン(Thich Nhat Hanh)禅師より禅の伝統を受け継ぐ仏教修行者であるとともに、法師です。彼はイギリス、アメリカ、フランスに14年間滞在し、現在は妻、娘と共にインド本国に暮らしています。彼は国連の、ボランティア、工芸技術者、および観光プログラム部門のアドバイザーでもあります。彼は書籍を共同出版し、またBBC/Discovery のTV番組『仏陀の生涯』の制作に参画しました。


ルンビニー園

ヒマラヤの王国ネパールにあってインドとの国境近くに位置するルンビニーは、後にブッダとなるゴータマ・シッダールタ王子の生まれた場所です。シャカ族の王妃であるマヤ夫人(マヤデヴィ)が両親のもとへ向う途中、サーラ樹の下で、彼女の右脇よりゴータマ・シッダールタが生まれたと言われています。1896年に紀元前3世紀のアショーカ王によって建立された石柱が発見され,刻文より,ブッダ誕生の地であることが確認されました。中国僧の法顕(5世紀)や玄奘(7世紀)もこの地を訪れたという記録があります。


◆見どころ◆

アショーカ王記念柱

マヤデヴィ(マヤ夫人)寺院

ゴータマ・シッダールタ王子が沐浴したとされる池

ルッミンデイ庭園(ルンビニーは現在Rummindeiとして知られている)

図書館と研究所

カピラバストゥ

カピラバストゥは、シッダールタの父、シュッドーダナ王の城があったところです


◆見どころ◆

街と僧院の跡

仏舎利(ブッダの遺物)が発見されたストゥーパ(仏塔)


教えに帰依する人々の心に深い感動をあたえる四つの聖跡があります。それらは、如来生誕の場所、如来開悟の場所、如来の初転法輪の場所、および如来涅槃の場所−この四ヵ所です。僧、尼僧、帰依する在家の人々はこれらの場所を訪問しなければなりません。

―ブッダ
ボードガヤー(ブッダガヤー)

ゴータマ・シッダールタが菩提樹の下で金剛座にあって瞑想のうちに、悟りを開きブッダとなられた場所、それがボードガヤー(ブッダガヤー)です。


◆見どころ◆

ブッダが瞑想し、悟りを開いたとされる場所にたつ菩提樹と、金剛座

マハーボーディ寺院(大菩提寺)

いろとりどりの各国仏教寺院

修行僧ゴータマが極限の苦行をしたといわれるドゥンガシリ山(前正覚山)の洞窟

長者の娘スジャーターが苦行で衰弱しきった行者シッダールタに乳粥を捧げたウルヴェーラ村(正確に言えばウルヴェーラの近くにあるセーナーニー村)

考古学博物館

サールナート(鹿野苑)ろくやおん

サールナート(鹿野苑)


ガヤーの地で悟りを得たブッダは、その後サールナートの鹿野苑におもむき、そこでかつて共に修行した五人の修行者に出会いました。その時ブッダは、中道、四聖諦、八正道など自分の悟った真理を初めて説法し(初転法輪)、五人の修行者たちは耳を傾け最初の帰依僧になったと言われています。


◆見どころ◆

鹿野苑

ダメク・ストゥーパ(法塔、舎利を含まない塔)

説法するブッダの像(説法印・転法輪印の仏像)

アショーカ王の記念柱とライオン像(インドの国章になっている)

紀元前3世紀の僧院跡

考古学博物館


『一歩一歩の歩みと一息一息の呼吸と共に、生きたブッダが現前します。シャントムのバランスのとれた知識、洞察およびユーモアで、彼とともにブッダの足跡を旅する人々に喜びがわいてきます。』

ティック・ナト・ハン、禅の師匠


『ブッダの教えに対するシャントムの慕情および歴史的理解の深さは、その豊かさの淵源でした。私にとっては、外的な巡礼の旅は内的な巡礼に滋養を与える意味があります。

シャントムとの旅はまさにそれでした。』

―ラリー ローゼンバーグ 博士
指導者
ケンブリッジ瞑想センター

ヴァーラナーシ(ベナレース)

毎日、何千人ものヒンドゥー教徒の巡礼者がこの場所「光の都市」を訪れ、ガンジス河で沐浴をする。


『シャントムは、私たちを友人・客人として、古えの聖跡および今日のインドを巧みに案内してくれました。彼は大きな人間愛をもって、無為にして東西の橋渡しの努力をしています。ルンビニー園に座しながら、ブッダの遺跡を散策しながら、またブッダ入滅のその場所で日没を見ながら、そのような所で耳にしたブッダ生涯の物語は、彼の生涯のドラマおよびその教えの意義を理解するのに大変に役に立ちました。』

―ジム ゴリン
財務アドバイザー

ラージギール(王舎城)

ラージギ―ルは、ブッダの時代のマガダ国の州都で、マウリヤ朝の王ビンビサーラが仏教に帰依したところとして知られている。ブッダは美しいグリダクータ山(耆闍崛山、霊鷲山)にて日没時に瞑想するのを特に好んだといわれている。
◆見どころ◆

霊鷲山(グリダクータ山)

ビンビサーラ王によってブッダに寄進された竹林精舎(ヴェヌバナ精舎)と初めての僧院

ブッダが関節炎の治療に利用したといわれるサタダーラ(7つの温泉)

ブッダの医師ジーヴァカのマンゴ園

ビンビサーラ王が監禁された監房跡

スラーヴァスティ(舎衛城)

スラーヴァスティはコーサラ国の古都であり、ブッダと弟子が雨季の夏安居を24たびも過ごしたといわれる祇園精舎(ジェタバナ精舎)がある。また、殺人鬼アングリマーラを仏教に帰依させた場所でもあります。祇園精舎は商人給孤独長者(アナータピンディカ)によってブッダに寄進された。給孤独長者は、金貨で地面を覆うことによって、王子の祇陀(ジェタ)太子からそれを購入した。祇園は祇樹給孤独園の略。

◆見どころ◆

祇園精舎(ジェタバナ精舎)

ブッダが滞在した、居室と香室の跡

アングリマーラの塔

給孤独長者が苗木を植えたといわれている古菩提樹

僧院跡と発掘物

ナーランダー

ナーランダ僧院大学は5世紀から12世紀の間、最初の学問および仏教の一大センターであった。そこでは、形而上学、論理学、薬学、文法、そして仏教学(仏典と行儀)などが教えられていたと言われている。中国の玄奘三蔵は、学生としてまた講師として、この地で何年も過ごした。

クシーナガル

ブッダは、クシーナガルの沙羅双樹の下で80歳の生涯を終え、般涅槃に入りました。

◆見どころ◆

ブッダが入滅された場所に建てられた、涅槃塔

仏陀の遺体を荼毘に付した(火葬した)場所に建てられた、マクタバンダナ塔(荼毘塚)

涅槃寺の涅槃仏


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